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窓辺に並べたセミの抜け殻を眺めては「宇宙から来た自動車みたいね」。時代を超えた児童文学の名作「魔女の宅急便」を生んだ87歳は、今も子ども時代と変わらぬ想像の翼を羽ばたかせる。「想像力は生きる力。言葉は絵で、絵は言葉のようなもの。言葉があらわす風景を大事にしたいと思ってきた」5歳で生…