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人生に絶望して自殺を試みた中年・柴は通りすがりの青年・玄野に命を救われる。これをきっかけに玄野とともに便利屋「ネコノテ」で働くことになった柴が見たのは、有償で行われるさまざまな形の“人助け”だった。「失せ物探し」「対ハラスメント雑務」「町内会の役員」「不登校児の預かり」など、世相…