那覇市長に自公系の知念氏　７市長選の全てで自民党系候補がオール沖縄系候補を破る結果に

任期満了に伴う那覇市長選は２３日投開票され、岸田文雄政権が推す無所属新人の元副市長、知念覚(さとる)氏（５９）＝自民、公明推薦＝が、玉城デニー沖縄県知事が支援する無所属新人の元県議、翁長雄治(おながたけはる)氏（３５）＝立民、共産、れいわ、社民、沖縄社大推薦＝を破り、初当選を果たした。投票率は４７・０５％で、前回を１・１４ポイント下回った。

(中略)

沖縄は今年、重要選挙が続く〝選挙イヤー〟だが、今回の結果により、辺野古移設問題が争点となった名護市や宜野湾市をはじめ７市長選の全てで自民党系候補がオール沖縄系候補を破る結果となった。

７月の参院選と９月の知事選ではオール沖縄系が勝利したが、有力者の離脱が相次ぎ、組織の立て直しを迫られている。
https://www.sankei.com/article/20221023-SPJQGK6DC5L2HLQEFLMMHTSPGU/