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Image:Nintendo

ハリウッドで3DCGアニメ映画として制作が進んでいる『スーパーマリオブラザーズ』の、初めての予告編映像がニューヨークComic Conで10月6日に公開される。

これはティーザー予告なので映画の中身についてはほとんど明かされないだろうが、CGアニメとしてどのような雰囲気になっているかを確認することができるだろう。

映画『スーパーマリオブラザーズ』は、配管工の主人公マリオが、弟のルイージとともに地下迷宮を駆け巡り、捉えられたピーチ姫を救い出そうとする、原作ゲームそのまんまのストーリーであると伝えられている。

マリオの声を当てるのは、このところ色々な作品に引っ張りだこのクリス・プラット。ルイージには『パシフィック・リム』シリーズでニュートンを演じたチャーリー・デイ、クッパ役には個性派俳優ジャック・ブラック、ピーチ姫には制作中の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』続編の『フュリオサ』で主役を張るアニャ・テイラー=ジョイが就いている。

物議を醸したのは、マリオ役のクリス・プラットという人選。マリオはイタリア人であるとの設定を背景に、クリス・プラットが演じるのは適当でないという批判が一部でわき起こっていたのだ。

しかし、当のプラット本人はマリオ役を演じることに「夢がかなった」とコメントしている。本当か、と問いただしたいところもあるものの、映画を制作するIlluminationのクリス・メレダンドリCEOもプラット推しを打ち出しており、このキャスティングが「うまくいく」と太鼓判を押している。

制作陣については、脚本を『ミニオンズ』のマシュー・フォーゲルが担当。監督は『ティーン・タイタンズGO! トゥ・ザ・ムービー』で監督と脚本だったアーロン・ホーヴァスとマイケル・ジェレニックのコンビが務める。

映画の公開時期はもともと2022年12月を予定していたが、ユニバーサルピクチャーズは今年はじめに、北米での公開日を2023年4月7日に延期したことを発表していた。