Googleは今年5月の「Google I/O 22」で発表した次世代ARメガネの実地テストを米国で実施していますが、9To5Googleによると、同社がそのテストをカナダにも拡大することが分かりました。
米国でのテストは今年8月に開始され、数十人の信頼出来るテスターがテストしており、来月からはカナダのオンタリオ州のトロントとウォータールーで小規模なテストが開始される予定。
「Google I/O 22」で公開された情報では、相手の話す言葉をリアルタイムで翻訳し、メガネのディスプレイに表示してくれるリアルタイム翻訳機能が利用可能なことが明らかになっていますが、実地テストに使用されるプロトタイプにはレンズ内ディスプレイ、マイク、カメラが搭載されているものの、出来ることが限られており、写真や動画の撮影は出来ず、画像データは主に目の前のメニューを翻訳したり、近くのコーヒーショップへの道順を示したりといった体験を可能にするためのテストなどが行われる見込み。
・Limited AR Prototype Testing in Public – Google
[via 9To5Google]