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昨日、Appleが「Apple Watch Ultra」を発売しましたが、9To5Macが、その「Apple Watch Ultra」を分解した写真などを公開しています。

「Apple Watch Ultra」はこれまでの「Apple Watch」と異なり、背面に4つのネジが露出している設計となっており、そのネジを外すことで内部にアクセス出来るようになっています。

ネジは「MacBook」シリーズの底蓋を留めているネジと同じP5 ペンタローブネジで、対応のドライバーを用意することで簡単に開封することは可能なものの、各ネジ穴には防水用のOリングが装着されており、開封することは簡単ですが、ネジを締め直す際にOリングがはみ出てしまうことから、慣れていないユーザーが元通りに復元するのは不可能に近いことが分かりました。

(各ネジ穴には防水用のOリングが取り付けられている)

(裏蓋を元に戻す際にOリングを元通りに取り付けることが難しい)

さらに、裏蓋は本体と接着されており、開封した瞬間に防水性能が損なわれる可能性が高く、ユーザー自身で開封する場合はその点を考慮に入れておく必要がありそうです。
(裏蓋を外すとバンドを留める部分のバネもむき出しになる為、バネを無くしてしまう可能性もあり)

(左は裏蓋を外して見える内部の画像、右は裏蓋の内部)

なお、裏蓋を外してもすぐに内部にアクセス出来ない設計になっており、上記画像に見えるAppleロゴが貼られたプレートを取り外そうとすると複数のリボンケーブルが接続されていて、背面側からは上手く外すことが難しく、内部にアクセスするにはディスプレイ側から分解する必要があるようです。

保証も切れてしまうことからユーザー自身で分解することはほぼないと思いますが、もし内部を見てみたいという方は、元の状態に戻すことが難しいので注意が必要です。

Apple Watch – Apple