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熱狂や歓喜とは違う、温かく優しい声援がある。この日のペイペイドームは2度、そんな空気に包まれた。最初は四回。2死一、二塁からロッテ小島の直球をとらえた甲斐のライナーが左翼テラス席に飛び込んだ。リードを5点に広げた3ランは今季384打席目にして待望の1号。笑顔でベースを一周した甲斐は「ずっ…