11月26〜27日に三重県の鈴鹿サーキットで開催されるENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook 第7戦『SUZUKA S耐』に向け、11月24日から走行がスタートしているが、ST-3クラスに参戦する埼玉トヨペットGreen Braveは、今回の第7戦がトヨタ・クラウンRSでのラストレースになるとチームのFacebookページで報告した。
埼玉トヨペットGreen Braveは、2013年からスーパー耐久に挑戦を開始。当初はST-4クラスにトヨタ86を投入したが、2015年からトヨペット店の旗艦車種であったマークXをST-3クラスに投入。迫力あふれるボディで人気を博すとともに、ST-3クラスのタイトルコンテンダーとして戦ってきた。
そんなマークXは市販車の販売が終了したこともあり、チームは2020年から新たにトヨタ・クラウンRSをレーシングカーに仕立てST-3クラスに挑戦を開始した。大柄なクラウンながら速さをみせ、2020年は富士SUPER TEC 24時間レースでいきなり優勝を飾るなど活躍したが、2020年は僅差のランキング2位、2021年はランキング4位となっていた。
2022年は第1戦鈴鹿、第2戦富士24時間、第4戦オートポリスと優勝を飾り、134ポイントを重ねランキング首位で最終戦を迎えることになったが、そんな第7戦鈴鹿は、埼玉トヨペットGreen BraveにとってクラウンRSでのラストレースになることがチームから発表された。すでに市販車でも新型が登場していることから、ディーラーチームとしてはやむを得ないところもあるだろう。
来季以降の参戦体制も気になるところではあるが、埼玉トヨペットGreen Braveにとって、まずは最終戦での有終の美を飾るべく臨むことになる。服部尚貴/吉田広樹/川合孝汰のドライバーたち、そしてチームに加わる店舗スタッフたちとともに、クラウンRSはラストレースに挑む。
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