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Image:tinhkhuong/Shutterstock.com

次期14/16インチMacBook Proは強力な「M2 Pro」や「M2 Max」を搭載するが、それ以外は、前モデルからの変更は特にないと予想されていた。しかし今回、新たに「非常に広帯域かつ高速なRAM」が採用されるとの噂が報じられている。

この情報を伝えているのは、米MacRumorsフォーラムメンバーのAmethys氏だ。同氏は「Mac Studio」の製品名やM1 Maxチップ搭載など、製品の発表前に正確な情報を予想した実績があり、それなりに信ぴょう性はあると思われる。

現行の14/16インチMacBook Proモデルには、サムスン製のLPDDR5 RAMが搭載されている。それによりM1 Proは最大200GB/s、M1 Maxチップは最大400GB/sのメモリ帯域幅を実現している次第だ。

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そしてMacRumorsは憶測と前置きした上で、次期MacBook Proにはサムスンの最新製品・LPDDR5X RAMが搭載され、最大33%のメモリ帯域幅の向上と、最大20%の消費電力の削減が実現する可能性があるという。これが正しければ、メモリ帯域幅はM2 Proで最大300GB/s、M2 Maxで最大600GB/sとなる。

一般的にコンピュータ製品の性能はプロセッサーの性能だけでなく、RAMの帯域幅にも大きく依存している。iPhone 14 Proも従来のLPDDR4からLPDDR5(現行の14/16インチMacBook Proと同じ)に替わっており、そのためにiPhone 14 ProはiPhone 13世代よりかなりの高速化を実現した、との見方もある。

新プロセッサー「M2 Pro」や「M2 Max」に加えて高速なRAMが搭載されれば、おそらく次期14/16インチMacBook Proの性能は現行モデルを凌駕するはず。とはいえ、ほとんど見かけに変化がなければイベントも盛り上げにくく、製品発表はプレスリリースのみで済まされる、との見通しも妥当に思える。

記事執筆時点(10月26日)では、これら新型Macは早ければ11月に発表されそうだが、「今後数ヶ月以内」(翌年1月ないし春)との説も浮上している。次期Mac製品にはM2チップ搭載Mac miniも含まれると見られており、小型かつ安価な(円安のために微妙になりそうだが)デスクトップMacを待つ人に、朗報がやってくるかもしれない。