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<土曜カルチャー> 前回までのあらすじ 石牟礼道子の「海と空のあいだに」が渡辺京二編集の『熊本風土記』に1965~66年に8回掲載された。『苦海浄土』初稿である。一方、水俣病問題は、権力側の言い分のみがまかりとおり、患者の声が圧殺される状況がつづいていた。 1964年を思い起こす。水俣病は終わ…