https://news.yahoo.co.jp/articles/128e162835df302067b7143083411019f381cdf0
やっと2人が一緒になった――。北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故で亡くなった乗客の女性(当時21歳)=北海道北見市=の葬儀が25日、帯広市内で営まれた。一緒に事故に巻き込まれた交際相手の鈴木智也さん(当時22歳)の父親、剛さん(51)も智也さんの遺影を手に参列した。智也さんは船上で女性にプロポーズしようとしていたとされる。剛さんは「天国でどうか幸せに暮らしてほしい」と、改めて2人の冥福を祈った。
智也さんの遺体は4月23日の事故発生から5日後、海上で見つかった。一方、女性の遺体はロシアが実効支配する北方領土・国後(くなしり)島で見つかり、他の乗船者2人の遺体とともに9月9日に日本側へ引き渡された。「息子に代わって彼女の帰りを見届けたい」。翌10日朝、遺体を収容した海上保安庁の巡視船が到着する小樽港に、剛さんは駆けつけた。船から運び出されたひつぎを乗せた車が目の前を通る時、目をつぶって手を合わせ、心の中で「お帰りなさい」と語りかけた。
DNA型鑑定で遺体が女性と正式に確認された後、剛さんは女性の親族と帯広市内で顔を合わせた。事故後初めて、直接対面して言葉を交わした。「喜ばせたい」という気持ちからとはいえ、息子が誘った旅行で女性は事故に巻き込まれた。剛さんはその場で「(無事に)連れて帰れず、申し訳ありませんでした」と頭を下げた。女性の祖父母は「頭を上げてください。いいんですよ」と優しく声をかけてくれたという。
剛さんが「智也も連れてきました」と遺影を見せると、女性の母親は「来てくれたんだね。ありがとう」と言いながら遺影を抱きしめた。ひつぎの中で眠る娘にも声を震わせながら「会いに来てくれたよ」と語りかけ、ほほえみながら泣いた。2人の「再会」に、剛さんもうれしさを感じると同時に、悲しみもこみ上げて泣き崩れた。
幸せな未来に向けての一歩を踏み出そうとする中、訪れた知床。2人はそこで事故に遭い、離ればなれになった。剛さんは「智也が帰ってきてからも、彼女が帰ってこなかった間はずっと苦しかった。今はどんな形であれ、2人が帰ってきてくれた」と話す。
そして、剛さんはこうも言う。「今もまだ帰らない人がいて、それぞれに待つ人がいる。一日も早く、全員が帰ってきてほしい」。当時の乗員乗客計26人のうち、死亡が確認されたのは19人。乗客7人がいまだ行方不明で、大切な人の元に戻れないままでいる。
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引用元: ・知床船上プロポーズさん。彼女の遺体も露から返還されようやく一緒に。天国でいい音のバイク乗ってくれ [866556825]
もっと社長糾弾方向に振らないと……
>>2
そうなの?
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