自民党の茂木敏充幹事長は2022年10月24日、出産した場合に健康保険から受け取れる「出産育児一時金」の支給額を、来年度から、現行の42万円に5万円引き上げて47万円とする考えを明らかにしました。出産費用の上昇を加味したものです。しかし、子育て支援・少子化対策を全体としてみると、有効性にはなお課題が残ります。問題点について解説します。
自民党の茂木敏充幹事長は2022年10月24日、出産した場合に健康保険から受け取れる「出産育児一時金」の支給額を、来年度から、現行の42万円に5万円引き上げて47万円とする考えを明らかにしました。出産費用の上昇を加味したものです。しかし、子育て支援・少子化対策を全体としてみると、有効性にはなお課題が残ります。問題点について解説します。