シンプルなガルバリウム鋼板の外壁に、LIXIL製のアルミシャッター。内部は壮大、まるでフェラーリファクトリー!
フェラーリ360モデナを所有するNさんのガレージは、「グランドラインワークス」に設計・施工をオーダーした、ご覧のように重量鉄骨ガレージだ。もともとNさんは、母屋の横に20年ほど使っているスチール製ユニットガレージにクルマを2台格納していた。しかし、ガレージの老朽化によってホコリによるクルマの汚れが目立つようになり、ガレージを新築することを決意したという。
その条件は「クルマが2台入ること」。グランドラインワークスの坂本さんと打ち合わせを進めていった。坂本さんもクルマ好きということで、ガレージ内はフェラーリのファクトリーのようなデザインにし、ガレージ横に部屋設けることを提案したのだそう。当初はクルマ2台のスペースを考えていたが、将来のことを考えてサイズを拡張。最終的には、重量鉄骨造でクルマの鑑賞もでき、そのほかの趣味も満喫できるという広々ガレージが完成したのであった。
ファクトリーのようなガレージの秘密
ガレージの床面は「Swisstrax Japan」が発売している約400mmのダイヤモンドトラックスとリブトラックスをミックス。センターには特注で愛車のロゴマークを配し、壁面にはファクトリーをモチーフにモデナのルーフ高に合わせて塗り分けが施されている。
鑑賞室と呼んでいるスペースには、1,700×1,800mmで8mm厚のオーダーガラスが2枚入れられ、愛車を真横から鑑賞できるよう設計が施された。来客時に必要なカウンターキッチンはコンパクトで、水まわりは無印良品製。また、歩き心地に影響することを考慮し、床材は無垢のオーク材。その素材選びは妥協を許さなかったという。Nさんは「想像以上のものを提案してもらって、非常に満足」と大満足の様子。
床に選んだリブトラックスも掃除をするときには取り外しができ、クルマを買い換えたら色も変えられるなど、メリットも多いと判断。普段使いはほかのクルマなため、月に数回の稼働となるモデナはガレージ内でエンジンをかけるので、排気ダクトである「EG WayOut」も装備した。「アタッチメントの溶接しているデザインがかっこいい」と、Nさんも気に入っているようだ。
ガレージが完成してからというもの、毎日、鑑賞ルームでクルマを眺めることが日課というNさん。時間をかけてガレージのインテリアを進化させること、そしてガレージのファサードでRCカーを走らせることも計画しているそうだ。
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