本日、Meta(旧Facebook)が、2022年第3四半期(7-9月)業績を発表し、2022年9月時点のFacebookの月間アクティブユーザー数などを明らかにしました。
Facebookの月間アクティブユーザー数は29億6,000万人で、前四半期(2022年6月時)より3,000万人の増加となり、デイリーアクティブユーザー数は19億8,000万人と前四半期比で1,000万人増となっています。
また、同社が提供するプラットフォーム(Facebook, Instagram, WhatsApp, Messenger)の月間アクティブユーザー数は前年同期比4%増の37億1,000万人とのことで、前四半期比では6,000万人増となっており、デイリーアクティブユーザー数も前年同期比4%増の29億3,000万人で、こちらも前四半期比では5,000万人増となり、前々四半期は伸びが鈍化していたものの、少し復調している印象です。
さらに、Instagramの月間アクティブアカウント数(MAA)は20億以上、WhatsAppのデイリーアクティブ利用者数(DAU)は20億以上であることも明らかにされました。
なお、総売上高は前年同期比4%減の274億2,900万ドルで、純利益は同52%減の43億9500万ドルとなり、2四半期連続で減収となっており、主力の広告事業が引き続き減速した他、Questシリーズのヘッドセットやメタバースを担うReality Labsの売上高がほぼ半減となったことが影響しています。
最後に、マーク・ザッカーバーグCEOは今回の業績発表後の会見において、2023年に次世代VRヘッドセット「Quest 3」を投入することを明らかにしています。
・Meta Reports Third Quarter 2022 Results(PDF)
・Meta 2022年第3四半期(7-9月)業績ハイライト