https://www.asahi.com/articles/ASQBC36HSQ36PTIL00M.html
🔒有料記事 2022年10月27日 11時00分
街頭犯罪の代表格だったひったくりが、近年はすっかり影を潜めた。中でも減少が著しいのは、かつて全国で飛び抜けて発生件数が多かった大阪府だ。
2021年の発生件数は100件で、1万件を超えていた00年の100分の1以下だ。
なぜここまで減ったのか。警察などの対策の強化や防犯カメラの普及など、さまざまな要因が挙げられている。
そこで、朝日新聞は大阪府警のオープンデータを分析し、その結果をもとに取材することにした。
府警は08年から、ひったくりの発生日時、場所、被害者の性別や年代、犯行の手口を公開している。
対象としては19年までのデータ約1万2千件を用いることにした。
分析にあたっては、ビッグデータを用いた犯罪の分析に詳しい筑波大の雨宮護准教授の助言を受けた。
まず大阪府内でもひったくりが顕著に減った地域を絞り込んだ。
大阪府警の公開データは、発生場所は「○○○町1丁目」など、約8400の区域単位になっている。そのまま件数だけ比較すれば、広い区域ほどひったくりが多くなる可能性がある。
このため取材班は、ひったくりが起きた場所の住所データを緯度・経度情報に変換し、データ可視化ソフト「Tableau(タブロー)」を使って点を地図に落とした。そして、1平方キロあたり何件ひったくりがあったかを表す「ひったくり件数の密度」で比較した。
分析の結果、08年には、1…
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引用元: ・大阪のひったくりが激減 1.2万件の府警データ分析で見えたこと【朝日新聞】 [少考さん★]
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