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コロナ禍の人間関係や心の揺らぎを巧みに捉えた短編集「夜に星を放つ」で、今年直木賞を受賞。新作は激動の時代をひたむきに生きた女性の一代記「夏日狂想(かじつきょうそう)」だ。女性が表現することへの偏見や制約が強かった時代に「ものを書く人がどんな境遇にあったのかを描きたかった」という。…