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脳には「とっさに使う神経回路」があり、その回路は人によって異なります。例えば何か問題が起こったとき、「ことのいきさつ」から根本原因に触れるタイプか、「今できること」に集中するタイプか。両者は対話スタイルも異なり、このすれ違いがコミュニケーション・ストレスを生み出すといいます。人工知能研究者・黒川伊保子氏の著書『職場のトリセツ』(時事通信社)より、「この世の『対話』には2種類ある」を見ていきましょう。