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(1)ナタリーア・ギンズブルグ著、ドメーニコ・スカルパ編、望月紀子訳『不在』(みすず書房) (2)魚住陽子著、鳥居真里子編『透きとほるわたし』(深夜叢書社) (3)駒沢敏器『ボイジャーに伝えて』(風鯨社) 不在なものたちを忘れずに 科学者で俳人の寺田寅彦は、虚数と実数の片方だけでは線の…