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 9月28日、スーパーGT GT500/GT300の両クラスにダンロップタイヤを供給する住友ゴム工業は、乳がんの早期発見・早期治療を推進する『ピンクリボン運動』を応援すべく、10月の『ピンクリボン月間』中、モータースポーツ活動においてダンロップのロゴマークをおなじみの黄色からピンク色にすると発表した。

 また、『ピンクリボンデー』となる10月1日より大分県のオートポリスで開催されるスーパーGT第7戦では、ダンロップがサポートする全8台の、タイヤサイド部のロゴステッカー、そして車体のロゴステッカーについてもピンク色のロゴに変えて参戦することも明らかとなった。

『ピンクリボン運動』は、乳がんの啓発活動を通じ、乳がん検診の受診率向上と早期発見を推進するための世界規模の運動だ。1980年代にアメリカにて乳がんで亡くなった患者の家族が、「このような悲劇が繰り返されないように」と願いを込め、ピンクのリボンを作ったことが始まりとされている。現在では10月を『ピンクリボン月間』、10月1日を『ピンクリボンデー』として、世界各地でさまざまな啓発イベントが行われている。

 10月の間、モータースポーツ活動におけるダンロップのロゴマークがおなじみの黄色からピンク色となり、レース車両のステッカーやタイヤのほか、会場内ののぼり、スタッフのマスクやリストバンドなどもピンクに彩られる。また、ダンロップのイベントブースでは、乳がんのセルフチェックや定期検診の受診を促すパネルも展示されるという。

 この取り組みは、10月1日の『ピンクリボンデー』から開催されるスーパーGT第7戦『FAV HOTEL AUTOPOLIS GT 300km RACE』を皮切りにスタート。なお、スーパーGT第7戦では、住友ゴム工業/ダンロップがサポートする全7チーム8台から賛同を得て、タイヤサイド部のロゴステッカーや車両のロゴステッカーについても、期間限定でピンク色に変えられることが明らかとなった。

 また、この取り組みは10月に実施される国内のラリー、ダートトライアル、ジムカーナおよびモトクロス・トライアルなどでも実施が予定されている。住友ゴム工業は、「ピンクリボン運動を通して、乳がんについて正しい知識を身に着けてもらうことで、すべての女性が輝ける持続可能な社会の実現に貢献していきます」としている。

『ピンクリボン月間』中、モータースポーツ活動において使用されるダンロップのピンク色のロゴマーク
『ピンクリボン月間』中、モータースポーツ活動において使用されるダンロップのピンク色のロゴマーク
2022スーパーGTで使用されるダンロップタイヤ。タイヤサイド部には黄色のダンロップとディレッツァ(DIREZZA)のロゴステッカーを纏う
2022スーパーGTで使用されるダンロップタイヤ。タイヤサイド部には黄色のダンロップとディレッツァ(DIREZZA)のロゴステッカーを纏う
ブランドカラーの黄色に彩られたダンロップのトランスポーター(スーパーGT第6戦SUGO)
ブランドカラーの黄色に彩られたダンロップのトランスポーター(スーパーGT第6戦SUGO)