Hondaは、自動運転モビリティサービス専用車両「クルーズ・オリジン」の日本仕様量産モデルの試作車のテスト走行、開発に携わるHondaエンジニアのインタビューをまとめた映像を公開しました。
クルーズ・オリジンは、Honda・GMクルーズホールディングスLLC（以下、Cruise）・ゼネラルモーターズ（以下、GM）の3社で共同開発している自動運転モビリティサービス専用車両です。
HondaはCruiseとともに、さまざまな交通課題の解決や、お客様・社会に新しい形の利便性・新価値を提供するため、クルーズ・オリジンを活用した自動運転モビリティサービスを2020年代半ばから東京都心部で開始することを目指しています。
自動運転モビリティサービスの実現に向け、HondaはCruise・GMと共同で、2021年9月から栃木県宇都宮市・芳賀町において、GMの「Bolt（ボルト）EV」をベースとした試験車両を使って技術実証を開始しました。今後は東京での実証実験や、事業開始に向けたクルーズ・オリジンを使った実証実験も検討していきます。
今回公開した映像では、クルーズ・オリジンの日本仕様量産モデルの試作車が米国のテストコースで走行する様子を紹介しています。日本仕様の試作車は複数台作られ、テストコースでの走行機能や基本的なシステムの確認、衝突試験による安全性の確認などを行っていきます。
また、映像ではCruise・GMとの共同開発に取り組む日米のHondaエンジニアが、クルーズ・オリジンの試作車を紹介しつつ、開発のこだわりや、日本導入に向けた意気込みを語ります。
日本仕様量産モデル試作車
Honda側 開発責任者 クリストス・アグリディズ
Honda側 車体設計開発責任者 大野 貴弘
日本での利用イメージ
クルーズ・オリジンについて
また、クルーズ・オリジンはさまざまなお客様が乗り降りしやすいよう、低床プラットフォームを採用するとともに、量産車として世界初※となる、左右両側の両開きスライドドアを実現しています。
自動運転モビリティサービスに向けた、これまでの取り組み
GM・Cruiseと無人ライドシェアサービス用車両の開発で協業
https://www.honda.co.jp/news/2018/c181003.html
クルーズ・オリジン発表
https://www.youtube.com/watch?v=TGe4sOHYiXc
日本でのモビリティサービス事業会社「ホンダモビリティソリューションズ株式会社」設立
https://www.honda.co.jp/news/2020/c200218c.html
GM・Cruiseと日本での自動運転モビリティサービス事業に向けた協業を行うことで基本合意
https://www.honda.co.jp/news/2021/c210120.html
日本での自動運転モビリティサービス事業実現に向け、技術実証を9月中に開始
https://www.honda.co.jp/news/2021/c210908.html
東京都心部での自動運転モビリティサービスの展開を目指し、帝都自動車交通・国際自動車と基本合意書を締結https://www.honda.co.jp/news/2022/c220421.html
Honda Stories：図解 3分でわかる自動運転モビリティサービス
Honda Stories：MaaS実証の“いま”【前編】自動運転モビリティサービスの技術とは
Honda Stories：MaaS実証の“いま”【後編】自由な移動の喜びが実現する世界へ
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://www.honda.co.jp/topics/2022/ct_2022-09-29.html?from=mediawebsite
投稿 自動運転車両「クルーズ・オリジン」の試作車が完成、米国でテストを開始 ～走行映像、開発者インタビュー映像を公開～ は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。