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新レース用タイヤ「iON」は約30%がサステナブルな材料で作られたフォーミュラEにふさわしい一品

来シーズンから韓国のタイヤメーカー「ハンコック」が、ABB FIAフォーミュラE世界選手権の新しい独占テクニカルパートナーおよびタイヤサプライヤーとなる。オーストリアの「スワロフスキー・クリスタル・ワールド」で開催されたイベントで、ハンコックは同社で新開発したレースタイヤ「Hankook iON (ハンコック イオン)」を、ゲストやフォーミュラEの代表者、国際メディアに正式に発表した。ハンコック イオンは、同社初の電気自動車(EV)専用のタイヤブランドだ。

この新しいタイヤは、レースシリーズと密接に協力して開発されたもので、特にフォーミュラEと将来のeモビリティの持続可能性のニーズを満たすことを目的としており、もちろんモータースポーツの性能は妥協していない。第3世代のフォーミュラEレースカーに特別に合わせたこの新しいタイヤは、その30%近くがサステイナブルな材料で作られているという。

【写真6枚】韓国トップメーカー「ハンコック」のEV専用新タイヤ 

フォーミュラEチームは現在、さらなる省資源化のために、ドライとウェットの両方のコンディションで使用できるタイヤのバリエーションを用意している。さらに、このタイヤの長い耐久性も先駆的な一歩となるはずだ。ハンコックではレース終了後、すべてのタイヤを完全にリサイクルし、この選手権を可能な限りサステイナブルなものにしていく。

モータースポーツファンがハンコックタイヤのレースコンディションを初めて目にするのは、2023年1月14日(土)に開催される「メキシコシティ Eグランプリ」で、4万人の観客が新しいGen3時代の最初のレースでグランドスタンドを埋めることが予想されている。ハンコックのフォーミュラEへの取り組みに関する詳細情報は、新たに作成されたハンコック・モータースポーツのウェブサイトで確認できる。

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