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当て書き、という言葉がある。あらかじめ演じる俳優を決め、その俳優を念頭に置いてキャラクターを作り、脚本を書くことだ。今作のきっかけは、18年の東京国際映画祭での今泉力哉監督と稲垣吾郎の出会いだ。20年に雑誌で対談した段階で同監督には稲垣主演の企画の話があり、物語を考えていたが、知らな…