「東映特撮ファンクラブ(TTFC)」では、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』オーディオコメンタリーバージョンを配信中。
9月25日(日)に配信された30話では、ソノニ役の宮崎あみさが初登場。さらにソノザ役のタカハシシンノスケ、諸田敏監督が登場した。
30話では、「ドンブラザーズと脳人が、獣人を倒すために共闘するのでは?」というのが鍵に。監督、そして脳人を演じる2人がそれぞれの視点から今回のエピソードを語った。
◆ロケ地にまつわる(秘)エピソード
冒頭、鬼頭はるか(志田こはく)の叔母・ゆり子(三輪ひとみ)が、脳人の戦闘員・アノーニに誘拐されるシーンから物語は始まる。
そんなゆり子が囚われているロケ地は、山梨県の河口湖。このロケ地を見つけたときの諸田監督の喜びようもオーコメの中では語られた。
さらに、「これは言ってもいいのかわからないけど…」と前置きしながらも、29話で登場した“タロウの風呂シーン”も同じ場所の2階で撮影されていたという裏話を明かす。「あれを見つけたのはすごかった、あんな風呂場ない(笑)」と語っていた。
また、タカハシからは同じシーンで登場した“イケメンアノーニ”役の後藤光輝についてのエピソードも。タカハシにとって事務所の後輩でもある後藤は、雉野つよし/キジブラザー役の鈴木浩文の“弟子”なんだそう。
「後輩ではなく、弟子制を採用している」という鈴木の知られざる一面もオーコメの中では明かされる。
◆初登場の宮崎あみさが語る志田こはくの人物像
一方、オーディオコメンタリーに初登場の宮崎は、今回の中心人物でもある鬼頭はるか/オニシスター役の志田こはくについて、「撮影では一緒になる機会は少ないけど、楽屋で一緒になることが多い」という。
獣人のリストに名前があった元カレの母・花村静香(阿部瑞歩)を尾行するシーンなど、「こんな顔芸ばっかりしてますけど、普通の女の子です(笑)」「女子高生って感じ」とオンオフの印象の違いを語る。
また、宮崎にとって志田がどういう存在かもオーコメの中で語っている。
さらにソノニが登場したシーンの裏話も披露。「おもしろいことがあって…」と宮崎から語られたのは、ベンチで寝ている犬塚翼(柊太朗)の前に現れたときの演出について。
「登場シーンが太ももからなんですけど、最近、ほかの監督では引きからの登場シーンが多かったんで、(今回は)諸田さんが『僕がやる!』と言って(笑)」と、監督自ら意思表明していたという。
しかしそんな爆笑エピソードの裏で、今までにない表情をするようになったソノニの芝居を「おもしろいな」と別の視点から見る諸田監督。初めての感情を抱いたソノニの変化についても興味深く語っていた。
◆タカハシシンノスケ「“ムラサメ”が僕のアイテムに!」
ドンブラザーズとの共闘願望はあったというが、タカハシにとってはうれしかった出来事が。
それは「しれっと“ムラサメ”が僕のアイテムになってる!」ということ。タカハシは今後の展開をまだ知らないときに、プライベートで“ニンジャークソード”を予約していたことを明かすも、「ソノザの武器になったからよかった!」と喜んでいた。