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菊五郎(当時菊之助)との結婚後、妻の富司(藤)純子は驚きの連続に見舞われた。 「夫もまだ若く、芝居の出演料も多くはなかったのに、その倍ぐらいの額の請求書が銀座のクラブから毎月届くんです。お母さま(菊五郎の母、珠子)に、『これ、払えないんですけれど』と言ったら、月々補助してくださる…