10月28日付けですが、Googleが、10月13日に発売した「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」について、初の64bit専用Android搭載スマホであることを明らかにしました。
「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」は、64bitアプリのみをサポートする初のAndroid搭載スマホとなっており、32bitコードのOSサポートを廃止し、メモリ使用量を減らし、パフォーマンスを向上させ、セキュリティを強化するとのこと。
これまでのAndroid搭載スマホでは32bitアプリと64bitアプリの両方をサポートしていましたが、64bitアプリのみのサポートとすることで、CPUは最大で25%性能が向上し、OSが使用していたメモリ(RAM)を最大150MB節約出来るそうです。
今後、64bit専用デバイスの増加や普及が予想されますが、32bit専用デバイスである「Android Go」「Android TV」「Android Wear」も引き続き重要な存在であることも明らかにしており、開発者に対しては32bit ABIのサポートの継続をお願いすると共に、Google Playでも32bit専用デバイス向けに32bitアプリの提供を継続することも約束しています。