現在、東京ステーションギャラリーにて開催中の「鉄道と美術の150年」(2023年1月9日まで)。今年150周年を迎える日本の鉄道史を、錦絵から近現代美術まで、鉄道をモチーフにした作品とともにふり返る展覧会だ。名作から話題作、問題作まで全150件もの作品が展示されているとのこ…
「本麒麟」はなぜ売れた? 商品開発の裏側に迫る
「ビール類」には実は3種類あることをご存じだろうか。日本は法律によってビール、発泡酒、新ジャンルに分かれている。麦芽の使用量が50パーセント以上のお酒はビールに分類され、50パーセント未満だと発泡酒……といったややこしい区別があるのだが、わかりやすい違いが小売価格。現在、最…
エレコムが作った白物家電!? HOT DISHを開発した理由を聞いてみた
「エレコム」といえばPC・スマホ関連の周辺機器というイメージが一般的だ。マウスやUSBハブ、モバイルバッテリーにスマホのアクセサリー……身の回りを少し見渡せば、きっと「エレコム」製のアイテムはすぐに見つかるだろう。そんなエレコムが白物家電を作ったという。しかもその製品は開発…
東浩紀と上田洋子に聞く 教養とは何か?②
ゲンロンの東浩紀さんと上田洋子さんに聞く「教養とは何か?」。前編の①では、教養は何かの役に立つものでもなければ、必要に迫られて身につけるものでもない……そんな話をお聞きしたが、それでは教養とはいったいなんのためにあるのか? 核心部分に迫る後編の②をお届けする。 撮影:吉村…
東浩紀と上田洋子に聞く 教養とは何か?①
書店に並ぶ「教養」を冠した本や、大量にある動画・音声の教養系コンテンツ……ここ数年、そこかしこで教養の重要性が説かれ、多くの人が関心を寄せているように見える。その一方でファスト映画をはじめ、コンテンツの消費の仕方を巡った議論も白熱している。そもそも教養とはいったい何か? 学…
パフォーマーとして生きる道〈しょぎょーむじょーブラザーズ〉
休日に街中やショッピングモールなどで見かける大道芸――それは、路上で不特定多数の観客にパフォーマンスを披露し、投げ銭を得ることで生計を立てる仕事。マジック、ジャグリング、楽器の演奏など、多種多様なパフォーマンスが存在するが、中でも異彩を放つのが、新感覚のブレイクダンスで人気…
【予習や復習に】THE GREATS展に学ぶ西洋絵画史入門
現在、東京都美術館で開催中の「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」。スコットランド国立美術館が誇る至宝の中から、ルネサンス期から19世紀後半までの西洋絵画史を彩る巨匠たちの作品を展示――という内容となっている。幅広い時代の、たくさんのスゴイ人たちの…
シンガポール発のコーヒーチェーン「フラッシュコーヒー」が2年で250店舗に拡大した理由
ヌテララテ シンガポールを拠点とするコーヒーチェーン「フラッシュコーヒー」。その最大の特徴は、「コーヒー業界のIT化」。創業から2年で250店舗を超え、昨年12月には表参道に日本1号店もオープン。ますます勢いを増すフラッシュコーヒーは、高級志向のカフェから手軽なコンビニまで…
【予習にも】ポンペイ展の魅力と考古学の基本を解説!!【初学にも】
《炭化したパン》ナポリ国立考古学博物館 Photo©︎Luciano and Marco Pedicini 古代ローマ帝国の栄光と繁栄のもとに栄えたイタリア南部の都市「ポンペイ」。79年のヴェスヴィオ火山の大噴火の影響で一昼夜にして街は消滅してしまうが、18世紀に遺跡が…