レーダー照射問題、竹島問題に言及したのか今週13日に行われた日韓首脳会談。岸田総理と尹錫悦大統領によ…
中国を脅威でないと言い切れるのか|田久保忠衛 フランスの歴史人口学者・家族人類学者エマニュエル・トッド氏の発言は、日本人の常識を超えるものだった。
国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)は11月3日、フランスの歴史人口学者・家族人類学者エマニュエル…
岩国メガソーラーで見えた親中ネットワーク|山口敬之【WEB連載第20回】 大阪の咲洲メガソーラーに関連する私の記事や発信に対する批判や非難、誹謗中傷の多くに、日本維新の会関係者や支持者が関与していることがわかった。ところが岩国市など大阪以外の上海電力の絡むメガソーラー取材に対して様々な圧力をかけてきたのは、明らかに自民党の関係者だった――。
「ストップ・ザ・上海電力」を掲げた岩国市議10月23日、山口県岩国市で市議会議員選挙が行われた。定員…
【読書亡羊】沖縄メディアの「自衛隊いじめ」と「田植え支援」 アーロン・スキャブランド『日本人と自衛隊―「戦わない軍隊」の歴史と戦後日本のかたち』(原書房) その昔、読書にかまけて羊を逃がしたものがいるという。転じて「読書亡羊」は「重要なことを忘れて、他のことに夢中になること」を指す四字熟語になった。だが時に仕事を放り出してでも、読むべき本がある。元月刊『Hanada』編集部員のライター・梶原がお送りする週末書評!
大きすぎて履けない米軍のブーツ「そうか、じいちゃんは米軍から支給された制服や制帽を身に着けさせられて…
言葉だけの核抑止重視であってはならない|太田文雄 ロシアのウクライナ侵略を抑止できなかった主たる要因の一つは、バイデン米大統領が本来曖昧にしておくべき米軍事力使用の可能性について、昨年末にその選択肢を明確に排除したことである。
10月12日、米国の「国家安全保障戦略」が公表された。この中で新たに整理されて出てきたのが「統合抑止…
対北朝鮮外交の落とし穴|島田洋一 危惧されるのは、米バイデン政権がブッシュ(子)政権の犯した対北朝鮮外交の歴史的失敗を繰り返さないかである。2007年2月の金融制裁解除を皮切りに、歯止めなき圧力緩和の急坂を転げ落ちていった過去を覚えているだろうか。
10月4日、北朝鮮が推定飛距離約4600キロの弾道ミサイルを発射した。西太平洋の米軍重要拠点グアムに…
日本独自の核抑止戦略を早急に構築せよ|織田邦男 「唯一の被爆国」というのは「特権」でもなければ、敵が攻撃を躊躇するような「抑止力」にもなり得ない。清水幾太郎氏が著書「日本よ国家たれ」で喝破したとおりである。「被爆国」だから非核三原則というのは、もはや通用しない。
10月4日、北朝鮮が発射した「新型の地対地中長距離弾道ミサイル」(朝鮮中央通信)は、日本列島上空を通…
ウクライナは「ホロドモール」を忘れない!|小笠原理恵 ある者は「政治的妥結!」と叫び、ある者は「プーチンが停戦だと呼び掛けたのだから乗るのが筋だ」と叫ぶ。ウクライナが妥協すれば、平和な社会が戻ってくると本気で思っているのだろうか。約束を守らないのがロシアであり、ロシアの残虐性をウクライナは誰よりも知っている――。
ウクライナはなぜ停戦に応じないのかロシアのウラジミール・プーチン大統領は9月30日、ウクライナの東部…
伊藤詩織氏の「いいね」訴訟はジャーナリズムの自殺行為だ|山口敬之【WEB連載第19回】 伊藤詩織氏は、ジャーナリストを自称している。ジャーナリストを標榜するのであれば、言論や表現の自由を出来るだけ制限しない社会を目指すのが当然だ。だが、伊藤氏が作り出そうとしているのは、「気軽にSNSボタンも押せない息苦しい社会」である――。
伊藤詩織氏に対する強い違和感伊藤詩織氏(33)が、自身を誹謗中傷するツイッター上の投稿に「いいね」を…
財務省主導の防衛国債反対論を排す|櫻井よしこ 政府内では財務省主導でプライマリーバランス(PB)を重視し、防衛国債の発行に反対する動きが加速中だ。自らの内閣を「政策断行内閣」だと誇る岸田首相は、日本が平時ではなく有事にあるとの認識をまず明確にし、国防体制の根本的転換を実現しなければならない。
ミサイル発射に邁(まい)進する北朝鮮の金正恩総書記、再びウクライナ全土攻撃に走るロシアのプーチン大統…