関東の「多摩ニュータウン」、関西の「千里ニュータウン」など、全国にはさまざまな大規模住宅分譲地があります。竣工当時は購入申込が殺到しましたが、年月が経てば高齢者ばかりとなり、あらゆる生活機能も低下し、〈陸の孤島〉化してしまうケースも少なくありません。ここでは、往年のニュータウンの現在を追うとともに、令和にふさわしい最先端ニュータウンの開発進展状況も検証します。…
恐ろしい「取得時効」のルール…不動産の所有権すら、他人へとアッサリ移転する – 不動産会社だから語れる「投資・資産形成」のオモシロ知識
民法には、他人のものであっても、数年間にわたって「自分のモノだ!」と信じて占有してきたモノを手に入れられる「取得時効」というルールがあります。これを不動産に当てはめると、本来は借家なのに、借家人が「自分の持ち家」と思い込んで暮らし続ければ、大家からその住宅を奪うことができる…というわけです。借家人には好都合、しかし大家には恐ろしすぎる取得時効について、事例を交えて解説します。…
「だって、若者が秩序を乱すでしょ?」不動産投資家を悩ませる〈ワンルーム条例〉打開策はあるか? – 不動産会社だから語れる「投資・資産形成」のオモシロ知識
「ワンルーム条例」とは、賃貸ワンルームマンションに住む若者が地域秩序を乱すことによって周辺住民(主にファミリー世帯)の生活に悪影響が及ぶことを防ぐために定められた建築ルールです。これにより、投資用マンションの企画・販売が難しくなり、デベロッパーは大変苦戦しています。ルールを順守しつつ投資家が求めるマンションを建設する方法はあるのか、現状において可能と思われる「ワンルーム条例対策」を考察します。…