小笠原浩氏(5) 受けていないのに内定 (日本経済新聞)

就職活動では挫折を味わう。九州工業大学の工学部情報工学科を卒業した私は、同大と同じ北九州市が地元の安川電機に1979年入社しますが、実は安川電機の入社試験は受けていません。当時、安川電機の子会社だった安川情報システム(現YE DIGITAL)の入社試験を受けたら、安川電機から内定が届いたのです……

活動量・睡眠で「健康スコア」 三井物産、アジアで出資 (日本経済新聞)

スマートフォンやウエアラブル端末で日常的に取得できるデータから、健康状態を点数化するアプリの開発が盛んになってきた。活動量や睡眠時間などを基に健康分野の公開データや論文に基づくアルゴリズムでスコアを算出する。海外を中心に保険商品の開発や医学研究に生かす動きがあり、日本にも波及しそ……

パナソニックHDの「匠」、常識疑い新技術 (日本経済新聞)

パナソニックホールディングス(HD)は車載電池やソフトウエアサービスなどで収益拡大の戦略を掲げる。競争力の源泉はものづくりの「匠(たくみ)」たちだ。常識を疑うことで新たな技術やアイデアを次々と生み出し、HDの楠見雄規社長が掲げる「競争力強化」や「環境負荷低減」を下支えする。米テスラの……

レゾナックは半導体材料変えるか 昭和電工、1月新会社 (日本経済新聞)

日立化成(現昭和電工マテリアルズ)を約9600億円で買収した昭和電工が、統合新会社「レゾナック・ホールディングス(HD)」として2023年1月に始動する。シナジー(相乗効果)が最も発揮されるのが半導体関連素材の開発力だ。研磨材などの後工程材料でシェアを圧倒する日立化成の強みを取り込むことで……

ソニー田中執行役員「カメラでクリエイターの期待超え」 (日本経済新聞)

ソニーグループ傘下のソニーのカメラ事業が好調だ。半導体不足からの供給難が解消し、高級機種も好調で2022年7?9月期の製品売上高は前年同期から4割増えた。新たに人工知能(AI)を搭載した新商品なども投入する。21年12月からカメラとスマートフォンの両事業を率いる田中健二執行役員に今後の展望を聞……

45%値上げを北陸電が申請 大手5社目 (毎日新聞)

北陸電力は30日、家庭向けを含む規制料金で平均45・84%の値上げを経済産業省に申請したと発表した。来年4月からの実施を目指す。申請は電力大手10社のうち東北、中国、四国、沖縄電力に続き5社目で値上げ率は最大となった。申請が認められれば北陸電の規制料金の値上げは1980年以来となる。 北陸電は……

ANA・JAL、本業黒字化も円安や燃油高に懸念 (日本経済新聞)

航空2社の業績が回復局面に入ってきた。ANAホールディングス(HD)の2022年4?9月期の連結最終損益は195億円の黒字(前年同期は988億円の赤字)で上半期として3年ぶりの最終黒字となった。日本航空(JAL)も22年4?9月期に本業のもうけを示すEBIT(利払い・税引き前損益)が3年ぶりに黒字転換した。国際……

NFTで変わる顧客との関係 東海自動車も凸版も (日本経済新聞)

東海自動車のボンネットバス「伊豆の踊子号」。1964年式だがレストアして現役で走る。105年間、伊豆半島の移動を支えた同社のシンボル的な存在だ(写真:廣瀬 貴礼)「Web3(ウェブスリー)」と呼ばれる次世代のインターネット技術がオンライン上に出現させる無数のつながりの場では、知らない人同士が……