11月6日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催されたスーパーGT第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』の決勝レース。GT300クラスのチャンピオン争いは、41周目に右フロントタイヤが外れるトラブルに見舞われた56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rの後退で、レース前にランキング3位につけていたTANAX GAINER GT-Rの大草りきに軍配が上がるかと思われたものの、終盤TANAX GAINER GT-Rも少しずつポジションを落とすことになってしまった。
痛恨の接触ペナルティで王者を逃した3号車CRAFTSPORTS Z千代勝正「後悔はないけど、チームには申し訳なかった」/第8戦GT500決勝
モビリティリゾートもてぎで行われた2022スーパーGT最終戦。GT500クラスは1周目からポジションの奪い合いが繰り広げられたほか、レースを通してアクシデントも多発するなど荒れた展開となった。そんな中、ランキング首位でこの最終決戦に臨み、予選4番手からスタートしたCRAFTSPORTS MOTUL Zだったが、1周目の5コーナーでの8号車(ARTA NSX-GT)への接触によるドライブスルーペナルティが響き、念願のタイトルを手にできなかった。1周目の攻防戦について、ステアリングを握っていた千代勝正に状況を聞いた。
4台がリタイアしたマルチクラッシュ、SC中の追突、ホイール脱落の原因【第8戦GT500&GT300事件簿】
11月6日、モビリティリゾートもてぎで開催された2022年シーズンのスーパーGT第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』は序盤から両クラスで荒れた展開となった。ここでは、決勝中に起きたクラッシュ、トラブル、アクシデントの当事者に“あの時何があったのか”を聞いた。
平峰一貴とバゲットが逆転初チャンピオン。TEAM IMPULが27年ぶり、デビューイヤーのニッサンZが戴冠【GT500決勝レポート】
決着のときを迎えた2022年スーパーGT最終戦、モビリティリゾートもてぎでのGT500クラス決勝は、3番グリッドからスタートを切った12号車カルソニック IMPUL Zの平峰一貴/ベルトラン・バゲット組が、アクシデント多発でセーフティカー発動の序盤戦大混乱をも乗り越え、2位フィニッシュで初のシリーズチャンピオンを獲得。同時に、ニッサンZ GT500はデビューイヤーでタイトルを獲得、TEAM IMPULとしても1995年以来、27年ぶりとなるGTでのタイトルを獲得した。そしてポールシッターの100号車STANLEY NSX-GT、山本尚貴/牧野任祐組も完璧な“ライト・トゥ・フラッグ”を決め、亡き高橋国光総監督に捧げるシーズン初勝利を手にしている。
タイヤ脱落で無得点のリアライズがタイトル奪還。大波乱のレースはARTAが完勝【第8戦GT300決勝レポート】
11月6日、2022年シーズンのスーパーGT最終戦となる第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』の決勝レースが、モビリティリゾートもてぎで行われ、GT300クラスは55号車55号車ARTA NSX GT3(武藤英紀/木村偉織)が今季初優勝をポール・トゥ・ウインで飾った。
一方、56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が、タイヤが外れるトラブルで19位でチェッカー。しかし、2.5ポイント差でランキングトップを死守し、2020年以来となる2年ぶりのシリーズチャンピオンに輝いた。
【順位結果】2022スーパーGT第8戦もてぎ 決勝
11月6日、2022スーパーGT第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』の決勝レースが栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、GT500クラスは2位でフィニッシュしたカルソニック IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)がチャンピオンを獲得した。レースはSTANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)がポール・トゥ・ウインを飾り、3位にはENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)が続いている。
GT300クラスのチャンピオンにはリアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が輝き、レースはARTA NSX GT3(武藤英紀/木村偉織)が優勝、2位はBamboo Airways ランボルギーニ GT3(松浦孝亮/坂口夏月)、3位は埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)という結果になっている。
スーパーGT参戦100戦のグレイデッドドライバー、スポンサーが第8戦もてぎで表彰を受ける
11月6日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催されているスーパーGT第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』の決勝日、2022年にスーパーGTに参戦して100戦を達成したSUBARU BRZ R&D SPORTの山内英輝、ARTA NSX GT3の武藤英紀に対し『スーパーGTグレイデッドドライバー』の表彰が、参戦チームを100戦サポートしたKeePer技研への感謝状贈呈式が行われた。
2030年も音の出るモータースポーツを。GTA、『スーパーGTグリーンプロジェクト2030』を始動
11月6日、スーパーGT第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』が開催されている栃木県のモビリティリゾートもてぎで、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイション(GTA)の坂東正明代表がGTA定例記者会見に臨み、このなかで2030年にシリーズ全体のCO2排出量50パーセント削減を目指す環境対応ロードマップ『スーパーGTグリーンプロジェクト2030』を発表した。
【タイム結果】2022スーパーGT第8戦もてぎ ウォームアップ走行
11月6日、2022スーパーGT第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』のウォームアップ走行が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、GT500クラスは23号車MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)、GT300クラスは56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)トップタイムを記録した。
スーパーGT第7戦のFCY運用時の追い抜きについてGTAが見解。システムを改良し再発防止、今後さらなる改善を目指す
11月6日、スーパーGT第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』が開催されている栃木県のモビリティリゾートもてぎで、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションの坂東正明代表がGTA定例記者会見に臨み、このなかでフルコースイエロー(FCY)の現状と、今後の改善点についてコメントした。