ファンのために熱いレースを展開してくれるスーパーGTドライバーたち。SNS等でも散見されますが、所属するチームやメーカーによって差はあれど、多くのドライバーが“繋がり”をもっています。そんなGTドライバーたちの横の繋がりから、お悩みを聞くことでドライバーの知られざる“素の表情”を探りだす企画をお届けしております。今回はHOPPY team TSUCHIYAの野中誠太選手から、R&D SPORTの井口卓人選手に繋がりました。
衝撃のクラッシュに山内英輝が涙。「最後まで諦めない」とチームメイトの井口卓人と追い上げ誓う
11月5日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催されたスーパーGT第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』の公式予選。GT300クラスのQ2では、ランキング2位につけるSUBARU BRZ R&D SPORTが、アタックラップでクラッシュを喫する衝撃のシーンがあった。予選後井口卓人、そしてアタックを担った山内英輝に、状況と翌日の決勝に向けて聞いた。
追う立場のSUBARU BRZ井口「いい緊張感で戦える」。後半戦に磨いた“適応力”も武器に/第8戦GT300プレビュー
初タイトルを目指していた昨年は、6ポイントのリードで挑んだ最終戦。今年、SUBARU BRZ R&D SPORTはその最終ラウンドに、2.5ポイントの差を追いかける立場で乗り込むこととなった。
『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』走行前日となった11月4日、決戦の地・モビリティリゾートもてぎに姿を表した井口卓人は、昨年に比べだいぶリラックスしているように見えた。
FCYがペースに影響も2位を死守したBRZ「ギリギリでしたね」と山内英輝【第7戦GT300決勝】
10月2日に行われた2022年のスーパーGTの第7戦『FAV HOTEL AUTOPOLIS GT 300km RACE』決勝。シーズン4度目のポールシッターとなった61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)は2位でチェッカーを受けた。これにより、シリーズランキングトップの56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rに対し2.5ポイント差のランキング2位に浮上。2年連続のシリーズタイトル獲得に向け前進を果たす結果となった。
山内英輝が通算12回目のポール「クルマとタイヤをうまく合わせ込めた」【第7戦GT300予選会見】
大分県のオートポリスで開催されている2022スーパーGT第7戦。10月1日の午後に行われたGT300クラス公式予選を終え、今季4度目のポールポジションを獲得したSUBARU BRZ R&D SPORTの井口卓人と山内英輝が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。
天候の変化に翻弄されたBRZ。「先にウエットタイヤに変えるしかなかった」と井口卓人【第6戦GT300決勝】
9月18日に行われた2022年のスーパーGT第6戦『SUGO GT 300km RACE』決勝。シーズン3度目のポールシッターとなった61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)は、序盤から降り出した雨に翻弄され、8位という結果に終わった。
レース終了直後、前半スティントを担当した井口卓人は「スタートからすごくクルマのバランスが良く、去年の勝ちパターンに絶対入り込めるなという自信がありました」と振り返る。ただ、井口に「自信があった」のは序盤の数周だった。