11月6日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催されたスーパーGT第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』の決勝レース。GT300クラスのチャンピオン争いは、41周目に右フロントタイヤが外れるトラブルに見舞われた56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rの後退で、レース前にランキング3位につけていたTANAX GAINER GT-Rの大草りきに軍配が上がるかと思われたものの、終盤TANAX GAINER GT-Rも少しずつポジションを落とすことになってしまった。
タイトル争うリアライズとTANAX、2台のGT-Rに起きた波乱「黄旗が見えてフルブレーキングした」/第8戦GT300予選
ランキング1位と3位でタイトル決戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』に乗り込んできたNISSAN GT-R NISMO GT3勢の2台。だが、ともに予選Q2で想定外の事態に見舞われ、Q1からポジションを落としてしまった。波乱の予選の裏事情を含め、両陣営に土曜日の流れを聞いた。
いきなり初予選が大舞台。TANAX GT-Rの塩津佑介「無事に終えられて良かった」【第7戦GT300】
10月1日、大分県日田市のオートポリスで行われたスーパーGT第7戦オートポリスの公式予選。GT300クラスでランキング2位につけているTANAX GAINER GT-Rは、今回GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ参戦のため第1ドライバーの富田竜一郎が欠場している。そんななか、第3ドライバーを務めている塩津佑介が第2ドライバーとして留守を埋めることになったが、公式予選ではいきなりの“大舞台”を任されることになった。
3位表彰台獲得でGT300ランキング2位のTANAX GAINER GT-Rは次戦大草と塩津のコンビに
9月18日、宮城県のスポーツランドSUGOで決勝レースが行われたスーパーGT第6戦。GT300クラスでは終盤までチームメイトのGAINER TANAX GT-Rと争い、3位でフィニッシュした富田竜一郎/大草りき組TANAX GAINER GT-Rが今回の結果でシリーズランキングで僅差の2位につけた。この勢いのままタイトル争いに挑みたいところだが、10月1〜2日にオートポリスで開催される第7戦では、大草りきと第3ドライバーの塩津佑介のコンビで挑む“正念場”となる。
フォーミュラ・リージョナル第5大会富士。小山美姫がチャンピオンに、HIROBONがクラス王者に輝く
2022年のフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)の第5大会(第13戦〜第15戦)が9月9〜11日に富士スピードウェイで開催され、第13戦は大草りき(Sutekina Racing)が、第14戦は小山美姫(TGR-DC F111/3)が、第15戦は小川颯太 (Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)が制し、3名が優勝をわけあう結果となった。
また、第14戦終了時点で小山が2022年シーズンのドライバーズタイトルを獲得。2020年から開催されているFRJで初の女性ドライバー王者が誕生した。また、第15戦ではHIROBON(Rn-sportsF111/3)がマスタークラス王者を決めており、両クラスともに最終鈴鹿大会を前にチャンピオンが決定となった。