遠のく非常時ローミングの早期実現。「SIMありアノニマス緊急通報」が今後の鍵か

今年7月にKDDIが発生させた大規模通信障害を機として、特定の携帯電話会社の回線が利用できない時に、他社回線に乗り入れて通信を維持する「非常時ローミング」が注目を集めるようになった。 その実現に向けては国も前向きな動きを見せており、総務省では今年9月より「非常時における事業者間ローミング等に関する検 […]

大画面でペン対応「Kindle Scribe」を試す。良くも悪くも“Kindleである”ことが価値

Amazonが11月30日より「Kindle Scribe」の出荷を開始した。日本向けKindleとしては初(グローバルでも13年ぶり)の大画面モデルであり、初のペン入力対応モデルでもある。 現在はiPadを含め、大画面でペン対応の機器は数多くある。筆者は日常的に12.9インチのiPad Proを読 […]

スマホアプリの“ストア独占”は悪なのか。サイドローディングがもたらす光と影

スマートフォンのプラットフォーマーが持つ影響力は大きい。そのため各国で、市場公平性の観点から議論が巻き起こっている。日本でも、内閣官房・デジタル市場競争本部事務局が実施している「デジタル市場競争会議」で議論が進められてきた。 その中でも1つのテーマとなっているのが「アプリのサイドローディング」。すな […]

NTTが本気で取り組む“光電融合”「IOWN」、普及に向けた期待と不安

モバイル通信の世界では、5Gのネットワーク整備や6Gに向けた技術開発が積極的に進められているが、モバイル通信のベースとなる固定回線においても、新たな技術の開発が進められている。とりわけ、日本で進められている取り組みとして注目されているのが「IOWN」だろう。 NTTが研究を進める新ネットワーク基盤構 […]

本当に無料? 仕事にも使える「Adobe Express」を活用してみた

Adobeが提供している無料ツール「Adobe Express」をご存知だろうか。テンプレートとAIを生かして図版・動画などのビジュアル要素を簡単に作れるもので、昨年末に「Adobe Spark」から名称変更・大幅機能拡充が行われたツールである。 同社は現在、Adobe Expressにかなり力を入 […]

解約続く楽天モバイル、今後は安泰?追い風受けてどこまで走れるか

楽天モバイルは、「Rakuten UN-LIMIT VI」で好評だった、月当たりのデータ通信量が1GB未満であれば月額0円で利用できる仕組みを廃止したことが賛否を呼び、契約数の減少が続いている。先日11月11日に実施された楽天グループの決算説明会で、新たな契約数を公表しているのだが、やはり契約数の減 […]

加速する「脱プラ」。電子機器のパッケージにも求められる変化

いまや「パッケージング」も過剰なものは認められなくなってきた。環境負荷を減らし、サステナビリティを高めていくことに反対する人は少ないはずだ。 気がついてみると、すでに多くの製品でパッケージングが変わりつつある。今回は、その辺の事情について、少し考えてみよう。 トレンドを作ったiPhoneも「脱プラ」 […]

ライカ監修スマホ「Leitz Phone 2」は魅力的だが課題も残る

2021年にソフトバンクから販売されたスマートフォン「Leitz Phone 1」。ソフトバンクとライカカメラが提携し、1インチという高級コンパクトデジタルカメラ並みの大型イメージセンサーを搭載しただけでなく、カメラのレンズから画質、さらには本体デザインなど全体にわたってライカカメラが全面的に監修し […]

勢いを失った台湾スマホメーカー、復活のカギを探す長い旅路

最近でこそ、スマートフォン市場では中国メーカーの躍進が著しいが、それ以前に注目されていたのはむしろ台湾のメーカーであったように思う。 実際過去を振り返ると、iPhone登場前後のスマートフォン黎明期から長きにわたって、台湾のHTCがスマートフォン大手として君臨していた。日本市場でも2009年に最初の […]

激安なAmazonデバイス、あえて安くない新Fire TV Cubeを推すわけ

Amazonは、オーディオやビデオ系のハードとサービスの拡充を進めている。10月末日には「Fire TV Cube」の第3世代、および「Echo Studio」の新色グレーシャーホワイトを発売した。 さらに11月1日からは、シャッフル再生に限るものの、プライム会員特典となるAmazon Musicの […]