ミシュランウエット炸裂でCRAFTSPORTS Zが11番手から逆転優勝。ランキング上位をZが占める【第6戦GT500決勝レポート】

 まさに風雲立ち込める天候のもと始まった2022年スーパーGT第6戦、スポーツランドSUGOでのGT500クラス決勝は序盤から雨がらみの混戦模様となるなか、その状況下で抜群の性能を発揮するミシュランタイヤの性能もフル活用し、3号車CRAFTSPORTS MOTUL Zの千代勝正と高星明誠が今季2勝目を達成。ライン上がドライに向かうなか、ウエットタイヤで粘り抜いた千代の力走もあり、予選11番手からの逆転劇でフルウエイト“みちのく決戦”を制している。

muta Racing GR86 GTが今季初のウエット戦を制し、トヨタGR86 GTの初優勝飾る【第6戦GT300決勝レポート】

 9月18日、2022年のスーパーGTの第6戦『SUGO GT 300km RACE』の決勝レースが、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、GT300クラスは2号車muta Racing GR86 GT(加藤寛規/堤優威)が制し、今年から新投入となったトヨタGR86 GTのGT300クラス初優勝を飾った。2位に11号車GAINER TANAX GT-R(安田裕信/石川京侍)、3位に10号車TANAX GAINER GT-R(富田竜一郎/大草りき)が続いた。

【順位結果】2022スーパーGT第6戦SUGO 決勝

 9月18日、2022スーパーGT第6戦『SUGO GT 300km RACE』の決勝レースが宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、GT500クラスはCRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)が優勝を飾った。2位にはMOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)、3位にはRed Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)が続いた。

 GT300クラスはmuta Racing GR86 GT(加藤寛規/堤優威)が制し、2位にGAINER TANAX GT-R(安田裕信/石川京侍)、3位は2022スーパーGT第6戦SUGO TANAX GAINER GT-R(富田竜一郎/大草りき)という結果になっている。

【タイム結果】2022スーパーGT第6戦SUGO ウォームアップ走行

 9月18日、2022スーパーGT第6戦『SUGO GT 300km RACE』のウォームアップ走行が宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、GT500クラスはリアライズコーポレーション ADVAN Z(佐々木大樹/平手晃平)、GT300クラスはARTA NSX GT3(武藤英紀/木村偉織)がトップタイムを記録した。なお、セッション途中にはGT300クラスのマッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号が最終コーナーでストップしてしまい、その後コースインすることなくセッションを終えている。

グッドスマイル 初音ミク AMGの谷口信輝が虫垂炎に。スーパーGT第6戦決勝はファンのために片岡龍也のみ出走へ

 9月18日、スーパーGT GT300クラスに参戦するGOODSMILE RACING & TeamUKYOは、チームのSNSでドライバーの谷口信輝が虫垂炎となったことを発表。谷口自身の容態は安定しているものの緊急入院となり、スポーツランドSUGOで開催されているスーパーGT第6戦決勝には片岡龍也のみで参加する調整を進めている。

予選で悔しさ残る3台。Q2で急転のダンロップ2台、トラブルでアタックできなかった36号車au【第6戦GT500予選】

 スーパーGT第6戦SUGO、GT500の予選Q1でワン・ツーの上位を奪った16号車Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT、そして64号車Modulo NSX-GTのダンロップ装着の2台だったが、Q2では走行した8台のなかでまさかの7番手(16号車)、8番手(64号車)と真逆の展開となってしまった。予選Q1でアタックできずにノータイムとなってしまった36号車au TOM’S GRスープラを含め、3チームのドライバーたちに聞いた。

WedsSport 4度目の正直なるか──「今までのポールのなかでも一番自信はある」坂東正敬監督【第6戦GT500予選】

 スーパーGT第6戦SUGO、見事今シーズン4度目のポールポジションを獲得した19号車WedsSport ADVAN GRスープラ。これまでの3度のポールスタートでは優勝に手が届かなかったが、4度目の正直となるか。予選直後の19号車坂東正敬監督に聞いた。

GT300フロントロウのダンロップ勢2台は午前からのタイムの上がり幅に驚き。「なんでこんなに速いの?」

 9月17日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われたスーパーGT第6戦『SUGO GT 300km RACE』の公式予選。残念ながらK-tunes RC F GT3のタイム抹消により、フロントロウはSUBARU BRZ R&D SPORT、SYNTIUM LMcorsa GR Supra GTというダンロップタイヤを履くGT300規定の2台が占めることになった。ただ予選後、2台のドライバーたちからは午前の公式練習から午後の公式予選までのコンディション変化に対する興味深いコメントも聞かれた。