大久保光とザッコーネ、2023年はTech3 E-RacingからMotoEに参戦

 11月15日、Tech3 E-Racingは2023年のFIM Enel MotoE World Cup(MotoE)に大久保光とアレッサンドロ・ザッコーネを起用すると発表した。

 電動バイクによるチャンピオンシップであるMotoEは、エネルジカ・モーターカンパニーのワンメイクマシンが使用されたが、2023年からドゥカティのワンメイクマシンでレースが行われることとなった。

マルク・マルケス、レプソル製再生可能燃料のテストでホンダRC213V-Sをライド/MotoGP

 11月10日、MotoGPライダーのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)は、スペイン・マドリードのハラマ・サーキットで、レプソルが開発したバイオ燃料の走行テストを、MotoGPマシンとほぼ同等の性能を発揮するホンダRC213V-Sで行った。

 レプソルとホンダがテストしたのは、レプソルの研究センターであるテクノロジーラボで開発中の、パフォーマンスを損なわずにCO2排出量を低減することを目的とした再生可能燃料だ。レプソルは、競技用バイオ燃料として、すでにダカールラリーで再生可能燃料、フランスF4シリーズで100%非化石由来の燃料を供給した実績がある。

バウティスタが2022年チャンピオンを獲得。ドゥカティライダーとしては11年ぶり/SBK第11戦インドネシア

 スーパーバイク世界選手権(SBK)第11戦インドネシアラウンドがプルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで行われ、レース2の結果、アルバロ・バウティスタ(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)が2022年のチャンピオンに輝いた。

 レースはトプラク・ラズガットリオグル(パタ・ヤマハwith BrixxワールドSBK)が、レース1、スーパーポール・レース、レース2で優勝を飾った。

【順位結果】2022SBK第11戦インドネシア 決勝レース2

 11月13日、2022年SBK第11戦インドネシアのスーパーポール・レースと決勝レース2がインドネシアのマンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで開催され、スーパーポール・レースはトプラク・ラズガットリオグル(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)が優勝を飾った。2位はジョナサン・レイ(Kawasaki Racing Team WorldSBK)、3位はアンドレア・ロカテッリ(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)が続いた。野左根航汰(GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team)は20位となっている。

 決勝レース2はトプラク・ラズガットリオグル(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)が優勝を飾った。2位はアルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing – Ducati)、3位はジョナサン・レイ(Kawasaki Racing Team WorldSBK)が続いた。野左根航汰(GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team)はリタイアで終えている。

【順位結果】2022SBK第11戦インドネシア 決勝レース1

 11月12日、2022年SBK第11戦インドネシアの決勝レース1がインドネシアのマンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで開催され、トプラク・ラズガットリオグル(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)が優勝を飾った。2位はアルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing – Ducati)、3位はジョナサン・レイ(Kawasaki Racing Team WorldSBK)が続いた。野左根航汰(GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team)は15位となっている。

2023年のSBK暫定カレンダーが発表。全12戦、チェコと鈴鹿8耐がバッティング

 FIM(国際モーターサイクリズム連盟)は11月8日、2023年シーズンにおけるスーパーバイク世界選手権(SBK)の暫定カレンダーを発表した。

 2022年のSBK開催ラウンド数は例年から1戦少なく、2022年と同じ全12戦。オーストラリアが第1戦に戻り、2月末に開幕する。そこからインドネシアのマンダリカ、1カ月ほど空きオランダのアッセン、スペインのカタルーニャ、イタリアのミサノ、イギリスのドニントンパーク、チェコのモストと7月末まで前半戦が行われる。

中上貴晶「異なるパッケージとシャシーをテストした」帰国後は再手術へ/MotoGPバレンシア公式テスト

 11月8日、スペインのリカルド・トルモ・サーキットでロードレース世界選手権MotoGPクラスのバレンシア公式テストが行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は64ラップをこなして、2023年シーズンに向けて始動させた。

「9万人と感動を分かち合った、最終戦のスズキ優勝」/MotoGP第20戦バレンシアGP観戦レポート【現役大学生ライダーのスペインよりGO!】

 みなさん、こんにちは! スペイン・バルセロナに留学中のバイク大好き大学生、ウチノアミです! 今回は11月4日から6日にかけてスペイン・バレンシア州にあるリカルド・トルモサーキットで開催された、MotoGP最終戦のバレンシアGPを観戦して来ました! 実は今回、スズキの方々のご厚意で、パドックにも招待していただけました。パドックと観客席の両方から、写真を多めに交えて雰囲気をお伝えします!

【タイム結果】2023MotoGPバレンシア公式テスト

 11月8日、ロードレース世界選手権MotoGPクラスの2023年シーズンに向けたバレンシア公式テストがスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われ、ルカ・マリーニ(ムーニーVR46レーシング・チーム)がトップタイムをマークした。2番手はマーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)、3番手はマルコ・ベゼッチ(ムーニーVR46レーシング・チーム)と続いた。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は19番手となっている。

空力パーツがさらに増加か。2023年シーズンに向けたテストがバレンシアで始動/MotoGP

 2023年は全11チーム22名のライダーがエントリーするMotoGP。チーム情勢としては、スズキが撤退。2022年までヤマハのサテライトチームだったWithUヤマハRNF・MotoGPチームはアプリリアのサテライトチームとなる。また、KTM傘下のガスガスがMotoGPクラスに新たにテック3・ガスガス・ファクトリーチームとして参戦する。