もっと詳しく

 11月4~6日にスペインのリカルド・トルモ・サーキットで開催される2022年MotoGP第20戦バレンシアGPは、いよいよ最終戦を迎え、タイトル争いに決着が付く。チャンピオン獲得の可能性がふたりに絞られているMoto2クラスで、現在ランキング2位から王座獲得を狙う小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が意気込みを語った。

 小椋は今季3勝を含む計7度の表彰台を獲得しており、前戦の第18戦マレーシアGPはポイントリーダーで迎え、予選ではポールポジションを獲得した。しかし、決勝で2位を走行していた小椋は最終ラップで転倒を喫してしまい、痛恨のリタイアで終える形となった。

 そのため、4位でチェッカーを受けたアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)に逆転され、小椋は9.5ポイント差のランキング2位から最終戦を迎え、逆転チャンピオン獲得を狙うことになる。そんな小椋が週末とタイトル争いに向けて意気込みを語った。

Moto2:小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)/2022MotoGP第19戦マレーシアGP
Moto2:小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)/2022MotoGP第19戦マレーシアGP

■小椋藍
「2022年シーズンの最終戦を迎えます。これまでのところ、僕たちは素晴らしい仕事をしています。僕とクルーにとって今季最高のレースになることを願っています。最後のレースということに特に意識することはありません。いつもの週末と同じです」

「通常、バレンシアは僕たちにとって厳しいサーキットですが、特にやる気になっているので、何ができるかを確認するためにレースウィークが始まるのが楽しみです」

■青山博一監督
「ついにバレンシアでのシーズン最終戦に来ました。私たちのライダーは、この歴史的で伝統的なコースを熟知しています。規模としては大きくありませんが非常にテクニカルで、天候が寒いことがよくあります」

「今年最後のレースということもあり、雰囲気は格別です。今年最高の結果を出し、良い形でシーズンを締めくくりたいと思っています」