富士スピードウェイの西ゲート付近、最終コーナー外側に建設が進められていたこの施設は、ホテルチェーン・ハイアットが展開するコレクションブランド『アンバウンド コレクション by Hyatt』の日本初上陸となるホテルで、その1&2階部分にモータースポーツ関連車両などを集めたミュージアムを内包する作りとなっている。
ホテルおよびミュージアムの1階エントランスには、トヨタ7がこの形で鎮座する。この左側にミュージアム入口があり、吹き抜けのエスカレーターを上った3階がホテルのフロントとなる展示はモータースポーツ黎明期、フランスのパンァー・エ・ルバッソール Type B2(1899年)から始まる。ホンダRA272、その向こうにトヨペット・レーサー、ダットサン210と、国内各メーカーの歴史ある車両が並べられているニッサンR382とトヨタ7ポルシェ904カレラGTS(1964年)。展示車はF1用から派生した水平対向8気筒エンジンを搭載三菱ランサー・エボリューション、SUBARUインプレッサなどが集められたラリー車両コーナーマツダ787B、トヨタTS020(GT-One)が置かれたル・マンの展示コーナーは、夜をイメージした空間に演出されているル・マン車両が展示されている横の壁には、ル・マン24時間レースの歴代優勝車両の名が刻まれているトヨタの2009年のF1参戦車両、TF109こちらは『フジを彩ったツワモノ・マシン』コーナー。手前はFootwork ムーンクラフト スペシャル7『アメリカンドリームへの挑戦』コーナーNASCARカップ・シリーズのトヨタ・カムリはエンジンルーム、コクピットを覗き込むことができるミュージアムは『富士スピードウェイホテル』の1〜2階部分に位置し、吹き抜け構造となっている