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 2022年F1第18戦日本GPのフリー走行3回目が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は17番手だった。

 鈴鹿サーキットは気温21度、路面温度30度でドライコンディションだ。12時にセッションが始まると、各車続々とコースへ出て行った。タイヤはハード、ミディアム、ソフトと様々だ。ラップタイムは走るごとに大幅に上がっていき、序盤はソフトタイヤを履くレッドブルのフェルスタッペンが1分32秒050、セルジオ・ペレスが1分33秒236で1-2につけた。3、4番手にはマクラーレン勢、5、6番手には角田、ピエール・ガスリーのアルファタウリ勢が並んでいる。タイムを出した後は各車ロングランに取り組んだ。

 開始から20分を過ぎると一度ピットに戻るマシンも増え、コース上はまばらに。そんななかレッドブルやメルセデスなどが周回を重ねている。序盤にハードタイヤでロングランを行っていたルイス・ハミルトン(メルセデス)は、ここで1分33秒254で3番手に浮上。僚友ジョージ・ラッセルは1分32秒998でペレスとハミルトンを上回って2番手につけた。

 そのメルセデスを上回ったのがアルピーヌ勢で、ミディアムタイヤのフェルナンド・アロンソとエステバン・オコンが2、3番手につける。さらにラップタイムは上がっていくようで、今度はフェラーリのカルロス・サインツが1分30秒965でトップ、シャルル・ルクレールが0.4秒差で2番手に並んだ。

 セッションの折り返しを過ぎて後半に入ると、角田も1分32秒830で6番手に順位を上げる。ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは1分32秒399で4番手に浮上。残り時間20分を切ってミディアムタイヤでコースに出たフェルスタッペンが1分32秒050で3番手につけると、その後1分31秒316で2番手に上がった。ペレスも同じくミディアムを履いて1分31秒937をマークした。

 終盤は各車ソフトタイやで再びコースインし、タイムアタックを行った。フェルスタッペンが全セクターで最速タイムをマークし1分30秒671でトップに立ち、そのままセッションは終了。2番手にサインツ、3番手にルクレールというトップ3となった。4番手から10番手まではアロンソ、ペレス、ラッセル、ハミルトン、ランド・ノリス(マクラーレン)、オコン、ランス・ストロール(アストンマーティン)となっており、角田は17番手、ガスリーは20番手だった。

シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2022年F1第18戦日本GP シャルル・ルクレール(フェラーリ)
フェルナンド・アロンソ&エステバン・オコン(アルピーヌ)
2022年F1第18戦日本GP フェルナンド・アロンソ&エステバン・オコン(アルピーヌ)
ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2022年F1第18戦日本GP ジョージ・ラッセル(メルセデス)
角田裕毅(アルファタウリ)
2022年F1第18戦日本GP 角田裕毅(アルファタウリ)

■2022年F1第18戦日本GPフリー走行3回目 リザルト

Pos. No. Driver Team Time Laps
1 1 M.フェルスタッペン レッドブル 1’30.671 22
2 55 C.サインツ フェラーリ 1’30.965 27
3 16 C.ルクレール フェラーリ 1’30.980 27
4 14 F.アロンソ アルピーヌ 1’31.320 20
5 11 S.ペレス レッドブル 1’31.514 25
6 63 G.ラッセル メルセデス 1’31.530 28
7 44 L.ハミルトン メルセデス 1’31.589 25
8 4 L.ノリス マクラーレン 1’31.747 27
9 31 E.オコン アルピーヌ 1’31.750 22
10 18 L.ストロール アストンマーティン 1’31.838 25
11 3 D.リカルド マクラーレン 1’31.860 28
12 23 A.アルボン ウイリアムズ 1’31.946 26
13 77 V.ボッタス アルファロメオ 1’31.971 24
14 5 S.ベッテル アストンマーティン 1’32.222 25
15 20 K.マグヌッセン ハース 1’32.290 23
16 47 M.シューマッハー ハース 1’32.366 24
17 22 角田裕毅 アルファタウリ 1’32.377 26
18 24 周冠宇 アルファロメオ 1’32.385 24
19 6 N.ラティフィ ウイリアムズ 1’32.868 26
20 10 P.ガスリー アルファタウリ 1’32.881 24