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 2022年F1日本GP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは優勝し、2022年ドライバーズタイトルを確定させた。

 雨のなかレースはスタートしたが、複数のクラッシュが起きたことで、2周で赤旗中断に。長時間の中断を経て、レースは再開され、周回数ではなく時間制限のなかで実施された。レースは53周のところ、28周で終了、フェルスタッペンが勝利を収めた。最後の最後まで2番手を走っていたシャルル・ルクレール(フェラーリ)が最終ラップでコースオフ、最終シケインをショートカットして2位でフィニッシュしたが、後に5秒加算ペナルティを受けた。2位ならドライバーズタイトルは確定しなかったが、ルクレールが3位に降格されたことで、フェルスタッペンの2度目の王座が決定した。

 レースは28周に短縮されたものの、ポイント減算の規則に「レースが中断され、再開できなかった場合」と記されているため、今回の場合はフルポイントが加算され、フェルスタッペンのタイトル獲得となった。

2022年F1第18戦日本GP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝でドライバーズタイトルを獲得
2022年F1第18戦日本GP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝でドライバーズタイトルを獲得

 レース直後、フェルスタッペンは次のようにコメントした。

「最終的にレースをすることができて本当に良かった。雨はかなり激しく降っていて、走行するのが本当に難しいコンディションだった。でも幸い、たくさんのラップを走ることができたし、インターミディエイトのコンディションでもマシンは飛ぶように走った」

「ここで勝つことができてうれしいし、ファンの皆さんに会うことができたことも、彼らが待っていてくれたこともうれしい」

「(タイトル獲得について)何て言えばいいんだろう? もちろん、信じられない気持ちだよ。ここで、ホンダの皆さんや日本のファンの前で決められたのはとても特別なことだ」