2022年F1ブラジルGPの金曜、レッドブルのセルジオ・ペレスは、不運が重なり、予選9番手という結果に終わった。
Q3最初のランで、唯一インターミディエイトタイヤを履いたシャルル・ルクレール(フェラーリ)の後ろを走行することになったペレスは、ルクレールの遅いペースに付き合わされる形になり、最初のラップが1分15秒601に終わる。目の前のルクレールがピットインしたことで、ペレスは次のラップではセクター1で全体の最速タイムを出して上位浮上を目指していたが、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がコースオフしたことで赤旗が出てしまい、アタックを取りやめなければならなかった。さらに赤旗中断中に雨が降ってきたために、その後はタイム更新の望みがなくなり、予選9番手となった。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP1 1番手(1分11秒853:ソフトタイヤ/29周)
予選 9番手(Q1=5番手1分13秒613:ソフトタイヤ/Q2=8番手1分11秒456:ソフトタイヤ/Q3=9番手1分15秒601:ソフトタイヤ)
不運な予選だった。ルクレールのフェラーリに引っかかってしまったんだ。インターを履いた彼のアウトラップのペースは明らかに遅すぎたので、ピットに入るのだと思った。すぐにピットインしてスリックに履き替えるものと思ったんだ。でも実際には彼は僕の前を走り続けたため、僕は彼のすぐ後ろを走りながら最初のラップを終えなければならなかった。大量にタイムを失ったよ。
本来どの順位をつかめたのかは分かりようがないけれど、今日はトップ3は可能だったはずだ。なのに9番手なのだから、ものすごくがっかりしている。明日(スプリントで)なんとか挽回して、ポイント圏内に入れるように頑張る。
(予選後の会見で語り)不運だった。ルクレールとフェラーリが何をしていたのか分からないよ。インターで遅すぎたのは明らかだったのに、走り続けたんだ。