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ベルギー人のステンドグラス作家、ルイ・フランセンさんとの最初の出会いはドタバタだった。1972年ごろの話。夜更けに、ルイさんが宿舎にしていた東京・世田谷のカトリック松原教会を訪ねた。何階の幾つめのドアという情報だけを頼りに重いドアを思いっきり押すと、中で何かが崩れ落ちる大きな物音がし…