インディカードライバー、アレックス・パロウが、母国スペインのバルセロナでマクラーレンの2021年型F1マシンMCL35Mを使ったテストに参加、F1テストデビューを果たした。このテストにはアロウ・マクラーレンSPのドライバー、パト・オワードも参加している。
マクラーレンは7月に、2021年インディカーチャンピオンのパロウを2023年のマクラーレン・レーシングのドライバーラインアップに加え、F1テストにも参加させると発表。しかしパロウが所属するチップ・ガナッシは彼との来季契約が存在すると主張、この件は訴訟問題にまで発展していた。
しかし問題は解決したようで、9月14日、ガナッシはパロウの残留、マクラーレンはパロウとのF1テスト契約をそれぞれ改めて発表した。マクラーレンは早速今週、バルセロナでパロウを2021年型マシンMCL35Mに乗せる機会を設け、テストを14日に開始。『SoyMotor』によると、テストは3日間の予定が組まれているということで、パロウとオワードが交代で走行、パロウは初日にMCL35Mを1時間ドライブしたということだ。マクラーレンは15日、テストの写真を公開したが詳細な情報は明かしていない。