2023年1月に開催されるレース・オブ・チャンピオンズ(RoC)に、4度のF1チャンピオンであるセバスチャン・ベッテルが出場することが明らかになった。F1からは、タイトルを2回獲得したミカ・ハッキネンも参加する予定だ。
2022年の冬と同様に、来年のRoCもスウェーデンのピテ・ハブスバッドで開催される。氷上と雪上に設けられた専用サーキットで、北極圏からちょうど100kmのところにある。イベントは2023年1月28日と29日に予定されている。
ベッテルとハッキネンの出場がまず発表されたが、他にもWシリーズチャンピオンのジェイミー・チャドウィック、ラリーとラリークロスのスターであるペター・ソルベルグとオリバー・ソルベルグ、ヨハン・クリストファーソンも出場する。
「F1引退後の最初のレースとして、レース・オブ・チャンピオンズ以上にふさわしい場所は思いつかないよ」とRoCの常連で元勝者であるベッテルは語った。
「これで僕は11回目の参加になる。特別なイベントだし、とても楽しいから毎回戻ってくるんだ」
「雪と氷の上でのレース経験はあまりないから、今年初めのスウェーデンでは短時間で学ばなければならなかった。セバスチャン・ローブを相手に個人決勝に到達したのはうれしい驚きだった」
「またRoCスタイルの氷上レースに出場するのが待ちきれない。チーム・ドイツがRoCネイションズカップタイトルを獲得する手伝いができたらと思うよ」
ハッキネンは、今年初めてRoCを経験したが、また競技に出場することを楽しみにしているという。
「今年の初めに、初めてレース・オブ・チャンピオンズに出たが、また戻ることをうれしく思っているよ」と2度のF1世界チャンピオンは述べた。
「このイベントには素晴らしい雰囲気がある。多くの偉大なドライバーたちに会えるのも最高だし、運営組織の誰もがよい仕事をしているんだ」
「私は何度かアークティック・ラリーに出たことがあるので、少なくとも氷上をドライブしたことはある。そのことが今回助けになるといいのだが……」