フォーミュラ1は、9月20日、モナコ自動車クラブとF1モナコGP開催についての新たな3年契約を結び、同グランプリを2025年まで開催することが決定したと発表した。
モンテカルロのストリートサーキットでの伝統のグランプリは今年で契約が終了し、カレンダーに残るのかどうか定かではない状況が続いていた。モナコGP継続を切望する声が高まるなか、F1は2023年カレンダー発表に先立ち、モナコと2025年までの開催契約を結んだことを明らかにした。来年、モナコGPは第8戦として5月28日に開催される。
「2025年までモナコでレースを行うことを発表できることを喜ばしく思う。来年5月28日にこの有名なモナコ公国のストリートサーキットに戻ってくるのが楽しみだ」とF1会長兼CEOのステファノ・ドメニカリはコメントした。
「契約更新に関わったすべての方々、特にモナコ公国アルベール2世公殿下、モナコ自動車クラブ会長ミシェル・ボエリ氏と彼のチーム全員に感謝したい。来シーズンもこのパートナーシップを継続することを楽しみにしている」
モナコ自動車クラブ会長であるボエリは「F1世界選手権の利益のために、数カ月間の交渉の後に、F1と3年契約を結び、これがさらに更新される可能性が高いことを発表することができ、誇りに思う」と述べている。