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 2022年F1第19戦アメリカGPのフリー走行2回目が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、3番手はダニエル・リカルド(マクラーレン)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は12番手だった。

 現地時間午後5時からのFP2は、FP1に続いて快晴。すでに夕方にもかかわらず、気温29.4度、路面温度36.7度と、ほとんど真夏の陽気だ。このセッションは通常より30分長い90分になり、来季2023年用のピレリタイヤがテストされる(使用数は2セット。コンパウンドは不明)。ただしFP1でルーキードライバーにマシンを譲ったルクレール、リカルド、ボッタスらは、最初の30分は通常タイヤで走ることが許可されている。

 FP1のカルロス・サインツ(フェラーリ)に続いて、ルクレールがまずはトップタイム。同じく通常タイヤのリカルドが2番手、ボッタスが3番手につけた。来季型タイヤ勢の最速はサインツだが、ルクレールから1秒4落ちの4番手だ。

 30分を過ぎて、全20台が来季用タイヤを装着。ほぼ全車が5周後に2セット目に交換、さらに5周して、8周のロングランというプログラムを実行している。これがどうやら、ピレリからの指示のようだ。プロトタイプタイヤのロングランでは、1分41秒台のボッタスがこの時点で最速だ。フェルスタッペン、ハミルトン、ラッセルらが、1分42秒台前半で周回を重ねている。

 日没まで30分余りとなった18時20分頃には、走行するマシンの影もすっかり長くなっている。ターン11からの裏ストレートでは、ドライバーはまともに西日を食らう。路面温度は、32度まで下がった。FP1を走らなかったドライバー以外は、26周で周回を終了。ルクレールたちは30周を超えて、さらに走り続けている。

 このセッショントップはルクレール。2番手ボッタス、3番手リカルドまでが、通常タイヤでのタイムだ。4番手サインツ、5番手ミック・シューマッハー(ハース)、6番手ランド・ノリス(マクラーレン)、7番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、8番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)、9番手ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、10番手セルジオ・ペレス(レッドブル)。角田はチームメイトからコンマ3秒落ちの12番手だった。