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 FIA F2は、11月23日〜25日にアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行われるFIA F2ポストシーズンテストの参加ドライバーを発表した。2022年シーズン、フランスのダムスよりFIA F2デビューを果たし、通算2勝のランキング5位で終えた岩佐歩夢は、今回のポストシーズンテストについてもダムスより参加することが明らかとなった。

 フェリペ・ドルゴヴィッチがドライバーズタイトルを獲得し、シリーズ4位に入ったローガン・サージャントがウイリアムズF1から2023年のF1昇格を決めた2022年シーズンのFIA F2。このポストシーズンテストから、一部のドライバーは新チームより参加。また今季FIA F3王者のビクトール・マルタンスを含め多くのFIA F3ドライバーが参加。

 セッションは前半と後半のそれぞれ3時間を3日間行われる。このテスト期間中には、最終戦で使用された同コンパウンドのミディアムタイヤが5セット、ソフトタイヤが3セット用意され、各チームは自由に使用できる。今回の2022年ポストシーズンテスト初日には8人の新人ドライバーを含む22名が顔を連ねた。

 また、一部チームはこのポストシーズンテスト直前に2023年のドライバーズラインアップを発表。レッドブル育成のデニス・ハウガーはプレマ・レーシングからチャンピオンチームのMPモータースポーツに移籍。ハウガーの抜けたプレマのシートにはFIA F3ランキング3位のオリバー・ベアマンが収まる。また、プレマ・レーシングは今季ARTグランプリより参戦したフレデリック・ベスティの2023年FIA F2起用を発表している。

 そして、既報のとおりダムスはシャルル・ルクレールの弟、アーサー・ルクレールを2023年のドライバーとして起用することを発表。2022年、ダムスのエースドライバーだった岩佐については、まだ何も発表されてはいないものの、今回のポストシーズンテストはダムスより出走する。

 FIA F2発表によるポストシーズンテストの暫定エントリーリストは以下のとおりだ。

■2022年FIA F2ポストシーズンテスト暫定エントリーリスト(11月22日時点)

Car.No Driver Team
1 フレデリック・ベスティ プレマ・レーシング
2 オリバー・ベアマン プレマ・レーシング
3 ジャック・ドゥーハン ビルトゥジ・レーシング
4 アムーリ・コルデール ビルトゥジ・レーシング
5 エンツォ・フィッティパルディ カーリン
6 ゼイン・マロニー カーリン
7 アイザック・ハジャル ハイテックGP
8 ジャック・クロフォード ハイテックGP
9 ビクトール・マルタンス ARTグランプリ
10 テオ・プルシェール ARTグランプリ
11 デニス・ハウガー MPモータースポーツ
12 ユアン・ダルバラ MPモータースポーツ
14 クッシュ・マイニ カンポス・レーシング
15 ラルフ・ボシュング カンポス・レーシング
16 アーサー・ルクレール ダムス
17 岩佐歩夢 ダムス
20 ロマン・スタネ トライデント
21 クレモン・ノバラック トライデント
22 ロイ・ニッサニー チャロウズ・レーシング・システム
23 ブラッド・ベナビデス チャロウズ・レーシング・システム
24 リチャード・フェルシュフォー ファン・アメルスフォールト・レーシング
25 ラファエル・ヴィラゴメス ファン・アメルスフォールト・レーシング
初のポール・トゥ・ウインでシーズン2勝目を飾った岩佐歩夢(ダムス)
初のポール・トゥ・ウインでシーズン2勝目を飾った岩佐歩夢(ダムス)