3年ぶりの開催となった、MotoGP第16戦日本GP。栃木県のモビリティリゾートもてぎで9月22日〜25日に2022年シーズン第16戦として行われる今戦は、日本でスズキの走りが見られる最後の一戦となるほか、ワイルドカード参戦する長島哲太や津田拓也の活躍など、注目の多い一戦だ。
ここでは、レースレポートの合間に、ひと息企画をお届けしよう。モテギのピット裏の一角にはドゥカティ、ヤマハ、スズキ、KTM、ホンダなど、MotoGPファクトリーチームのホスピタリティ施設が立ち並ぶ。どの施設からも朝から美味しい匂いが漂ってくる。そのなかから、『チーム・スズキ・エクスター』のホスピタリティ施設内に潜入することが叶った。働くMotoGPスタッフの“サラメシ”を覗いてみよう。
鮮やかなブルーで覆われた『チーム・スズキ・エクスター』のホスピタリティ施設。施設の中もブルー一色でデザインされている。机や椅子、ランチョンマットから食器類までに“S”の赤ロゴがほどこされていて、こだわりが窺える。
ランチはビュッフェ形式。メニューは、“野菜中心”のヘルシーな料理が並んでいる。シェフのアレックスさんがヴィーガン主義者ということが影響しているという。でも、スタッフからは「野菜ばかりじゃ物足りない」という要望もあって、肉料理やパスタ、デザートまで豊富に用意されている。
『チーム・スズキ・エクスター』のスタッフたちの一押しはパスタ料理! 今日のパスタメニューはホワイトポロネーゼとリコッタチーズとドライトマトのパスタだった。評判通りに味も抜群! たっぷりのひき肉が入ったホワイトポロネーゼの絶品だった!(お代わりは我慢)
ヨーロッパで開催されるグランプリのときのランチではコップはガラス製品、食器類は陶器、カトラリーはシルバー製品を使って、”おもてなし”をしているとのこと。でも日本GPでは、「コンテナで運搬するため割れる心配のあるガラスや陶器はNG」のため、プラスチック類で対応しているとのこと。
コップや食器はプラスチック製品でも、ひとつひとつに“S”の赤ロゴが入ったデザインは、十分に気分を高めてくれる“おもてなし”だ。メニューは毎日変わるとのことなどで、明日のランチも楽しみだ(笑)