2022年F1第19戦アメリカGPのフリー走行3回目が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は16番手だった。
気温29度、路面温度39度というドライコンディションで、現地時間14時にセッションがスタート。セッションが始まると、レッドブル勢をはじめ各車コースに出て行く。タイヤは様々だが、まずはソフトタイヤのルクレール、フェルスタッペン、セルジオ・ペレス(レッドブル)が1分37秒台のタイムでトップ3につける。
その後はフェルスタッペンが1分36秒706でトップに立ち、カルロス・サインツ(フェラーリ)がミディアムタイヤで1分36秒894をマークし2番手に浮上した。メルセデス勢はルイス・ハミルトンがソフトタイヤで1分36秒688とフェルスタッペンを0.018秒上回るが、直後にペレスがそのハミルトンを0.1秒上回るタイムで首位に浮上した。
セッション開始前からガレージで作業を続けていた角田は、1分38秒634と13番手でセッションの折り返しを迎えた。その後1分38秒332にタイムを上げている。またブレーキの不調を訴えていたダニエル・リカルド(マクラーレン)は、正常に戻ったと無線で報告している。
後半に入るとコース上のマシンはまばらになるが、終盤に入ると再び各車コースイン。コース上では場所によって風の影響を受けており、この後の予選でのアタックも左右されそうだ。そんななかフェルスタッペンが1分35秒825と、ただひとり35秒台のタイムをマークしてトップでセッションを終えた。2番手は0.320秒差でルクレール、3番手は0.446秒差でサインツだった。
4番手以下はペレス、ハミルトン、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)となっている。角田は1分37秒888で16番手だった。
■2022年F1第19戦アメリカGPフリー走行3回目 リザルト
Pos. | No. | Driver | Team | Time | Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1’35.825 | 22 |
2 | 16 | C.ルクレール | フェラーリ | 1’36.145 | 18 |
3 | 55 | C.サインツ | フェラーリ | 1’36.271 | 24 |
4 | 11 | S.ペレス | レッドブル | 1’36.397 | 20 |
5 | 44 | L.ハミルトン | メルセデス | 1’36.401 | 17 |
6 | 14 | F.アロンソ | アルピーヌ | 1’36.928 | 14 |
7 | 63 | G.ラッセル | メルセデス | 1’37.064 | 21 |
8 | 5 | S.ベッテル | アストンマーティン | 1’37.151 | 19 |
9 | 18 | L.ストロール | アストンマーティン | 1’37.215 | 20 |
10 | 10 | P.ガスリー | アルファタウリ | 1’37.290 | 18 |
11 | 77 | V.ボッタス | アルファロメオ | 1’37.310 | 23 |
12 | 4 | L.ノリス | マクラーレン | 1’37.449 | 19 |
13 | 31 | E.オコン | アルピーヌ | 1’37.468 | 18 |
14 | 20 | K.マグヌッセン | ハース | 1’37.519 | 21 |
15 | 3 | D.リカルド | マクラーレン | 1’37.622 | 16 |
16 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 1’37.888 | 19 |
17 | 23 | A.アルボン | ウイリアムズ | 1’37.904 | 18 |
18 | 6 | N.ラティフィ | ウイリアムズ | 1’38.028 | 18 |
19 | 47 | M.シューマッハー | ハース | 1’38.132 | 12 |
20 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ | 1’39.735 | 3 |