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 10月29〜30日、三重県の鈴鹿サーキットで開催される全日本スーパーフォーミュラ選手権第9戦/第10戦『第21回JAF鈴鹿グランプリ』。2022年のシーズン最終大会となる週末だが、両日11時15分〜12時に行われるピットウォークの際に、サインや写真撮影がOKとなることがスーパーフォーミュラ公式SNSで告知された。

 いよいよ2022年のスーパーフォーミュラのチャンピオンが決まるJAF鈴鹿グランプリは、新型コロナウイルス感染拡大で3年近く行われていなかったファン向けイベントが2019年までの姿を取り戻していくことになりそうだ。すでに既報のとおり、ひさびさにパドックパスが運用検証販売され、ファンのパドック入場が可能となった。選手やチーム関係者との距離が1.5m以内の空間での滞在が15分以内であれば、選手やチーム関係者にサインをもらう、物品の受け渡し、一緒に写真を撮る等は可能となっている。

 今回これに加え、土日にそれぞれ行われるピットウォークの際にも、サインや写真撮影がOKとなった。国内レースでは2020年はピットウォークはほぼ行われず、少しずつ復活。ただこれまでは選手や関係者はある程度の距離を保ち、サインや写真撮影は原則NGとなっていたが、今回ひさびさにファンとのふれ合いが実現する。

 日本では2022年にふたたび開催が実現したF1やWEC世界耐久選手権等の国際イベントではサインや写真撮影は行われており、海外との温度差を感じさせていたが、日本でも日常が少しずつ取り戻されてきたようだ。