9月24日、2022年MotoGP第16戦日本GP Moto3クラスの予選が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、鈴木竜生(Leopard Racing)がホームグランプリで今季初のポールポジションを獲得した。
初日のフリー走行1回目から好調な走りを見せ、ウエットコンディションとなった予選日も引き続き上位で終えており、鈴木はダイレクトでQ2に進んでいる。
予選Q2では序盤からトップに立ち、何度かタイムを更新されるも、セッション後半には難しいコンディションのなか2分11秒台を連発する。そして2分11秒246と、2番手のスコット・オグデン(VisionTrack Racing Team)に0.322秒の差をつけてポールポジションを獲得した。
今回、ポールポジションを狙っていなかったという鈴木は、チェッカーフラッグ受けた後に電光掲示板で確認し、獲得したことに気づいたという。そんな鈴木はレース終了後に次のようにコメントしていた。
「明日はどういうコンディションになるかわからないですが、ウォームアップ走行をしっかり有効活用して、決勝では自分のやれることをすべてやって、いい結果出せるように頑張ります」
また、予選が行われた9月24日は鈴木の誕生日でもあり、3年ぶりの母国GPでバースデイポールを飾った。そんな鈴木は「今日誕生日だったので、日本で今年初めてのポールポジションを獲れたので嬉しいです。そして、3年ぶりの日本GPで前からスタートできるので楽しみです」と明日に向けての意気込みも語っていた。
明日の予選は12時にスタートが予定されており、また晴れ予報となっているのでドライコンディションでのレース展開が期待されている。鈴木は2020年の第3戦アンダルシアGP以来となるポール・トゥ・ウインを飾ることができるだろうか。